O-hara Assist 求人情報誌 2025 デジタルパンフレット
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8神津 KPMG税理士法人には現在約960名の職員が在籍しており、約8割が東京事務所勤務です。上場企業の会計監査を担当するKPMGのあずさ監査法人の顧客基盤もKPMG税理士法人と共有しているため、東京をベースとして上場企業のお客様は東京事務所が多く担当していますが、大阪は規模の差はあるものの、対応する税務サービスの種類には大きな違いはなく、非常に高い品質を維持しています。福岡事務所を含むその他の拠点は、若干サテライト的な位置付けとなっており、地場のお客様を中心とした上場企業や地方金融機関などを中心にサービスを提供しているというところが違いでしょうか。菅 大阪事務所には、京都を含む約70名の職員がいます。あずさ監査法人の大阪事務所の顧客基盤も大きいことから、神津が申し上げたとおり、東京とそれほど業務内容に差はないと思います。ただ東京の場合は、専門が特化した部署に細分化されていますが、大阪はそうではないため、より幅広い業務を経験できるというところが特徴だと思います。渡邉 福岡事務所は7名ですが、小規模だから小さな仕事しかできないということはありません。福岡にいながらリモートで東京のお客様の案件も担当しています。そのなかで得られる高い知識や経験もありますし、一方で地域に根差した金融機関や上場事業会社の仕事や福岡地場のスタートアップ支援なども手掛けています。地域の企業に貢献でき、かつ高い専門性を学ぶ機会もあります。菅 お客様のご担当者には、人間味あふれる方が多く、そういった方々ときちんとコミュケーションを取り、何をお考えで、どんなところにアドバイスが欲しいと考えておられるのかを掴むためのコミュニケーション能力がより求められるのが、大阪という地域の特徴だと思います。渡邉 福岡が東京や大阪と大きく異なるのは、2020年2月開所の新しい事務所だということ。開所2、3年はコロナ禍で自粛を余儀なくされたこともあって、スタートアップのフェーズにあることです。市場を開拓していくというのが、福岡ならではのおもしろさだと思います。また同じ事務所内にKPMGコンサルティング、KPMG FASというグループ会社が入居していて、連携した営業活動なども行っています。神津 KPMG税理士法人のいいところは事務所間の壁がないところ。研修プログラムも同じ、人的交流もあり、プロジェクトで協業する機会もあるので、地方勤務であってもグローバルなレベルの高い仕事ができる。これは大きな魅力だと思います。神津 法人の経営責任として、安心して働ける職場環境を提供することを前提としたうえで、「これはどうなんだろう」「もっとこうすればいいんじゃないか」といった課題感を持って日々の仕事に取り組んでいる職員は、成長スピードが早いという印象があります。KPMG税理士法人は、いろいろなキャリアの志向に応じて、さまざまな経験を提供できる組織ですので、「こんなキャリアを築きたい」という目標意識、「そのために学びたい」「こんな経験を積みたい」といった積極性のある方にとって、チャンスは豊富だといえます。菅 私が所属している大阪事務所の法人税のチームでは、実務経験のない方は、通常、入社2〜3年はベーシックな申告書作成補助業務に従事し、その後、コンサルティング業務の経験を積んでいくことになります。毎年の人事考課面談では、1年間の振返りと今後どんな仕事をしてみたいのか、どんな働き方をしたいのかを確認しますので、その希望も踏まえて、業務のアサインを検討するようにしています。たとえば、「今後コンサルティング業務の経験をどんどん積みたい」「あと数年は申告書作成補助業務を中心に頑張りたい」など、その時々の希望や状況になるべく沿うよう検討したうえで、働きやすい環境の提供に努めTOKYOFUKUOKAtopic1各事業所の規模、事業内容の特徴topic2求めるのは向上心のある方チャンスは豊富です

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